第6回殿堂入り(平成13年度)

二代目 桂枝雀(カツラ シジャク)落語家

昭和14年(1939)~平成11年(1999)享年59歳

神戸市の生まれ。
昭和36年(1961)桂米朝に入門、桂小米の名で昭和37年(1962)千日劇場で初舞台、昭和48年(1973)道頓堀角座で「二代目桂枝雀」を襲名。
大阪サンケイホールをはじめ各地で独演会を精力的に開催、国内のみならず英語による海外公演 「英語落語」も実施。「なにわの源蔵事件帳」などのテレビドラマや舞台でも活躍、高い評価を受ける。
師匠米朝の端正な芸とは対極の爆笑型の“枝雀落語”を磨きぬいて確立。
自分の芸に人一倍厳しく、緊張と緩和論を説いていつもニコニコ、芸と同時に人柄も愛された。