第13回殿堂入り(平成20年度)
横山ホットブラザーズ音楽ショウ
横山東六(ヨコヤマ トウロク/左から2人目) 明治39年(1906)~昭和55年(1980)
横山アキラ(ヨコヤマ アキラ/左から3人目) 昭和7年(1932)~令和2年(2020)
横山マコト(ヨコヤマ マコト/左端) 昭和9年(1934)~令和4年(2022)
横山セツオ(ヨコヤマ セツオ/右端) 昭和21年(1946)生まれ
父・横山東六さんは昭和3年(1928)、関西交響楽団に入団、昭和8年(1933)に陽気屋東六の芸名で漫才師としてデビュー。
妻・登志子さんとコンビを組んだ後、昭和11年(1936)、音楽に笑いを取り入れた「トウロクショウ」を結成した。
次男・マコトさんは昭和12年(1937)に初舞台を踏み、三男・セツオさんは昭和41年(1966)から参加した。
ノコギリ・鍋・釜などを駆使した創作楽器など、ほとんどの小道具ネタはアイデアマン・東六さんが考案。
ギターを打楽器としても使用するアキラさんは笑い担当、アコーディオンの名手・マコトさん、「お前は黙っとれ!」とつっこまれて笑いを誘うセツオさん、全面には出ず、ゴリラの真似や「おじゃましました!」とちょっとだけ東六さんが登場するスタイルを確立した。
アキラさんが大型のノコギリを叩く「お~ま~え~は、ア~ホ~か~!」のネタは全国的に大人気。
昭和49年(1974)6月、東六さんが引退。以後は兄弟3人で活動を続け、平成8年度の文化庁芸術祭大賞受賞。
平成15年(2003)には第38回上方漫才大賞・大賞受賞など、受賞多数。