第21回殿堂入り(平成29年度)

かしまし娘漫才師

正司歌江(ショウジ ウタエ)昭和4(1929)年~
正司照枝(ショウジ テルエ)昭和9(1934)年~
正司花江(ショウジ ハナエ)昭和11(1936)年~

長女の正司歌江・次女の照枝・三女の花江のトリオで「かしまし娘」として1956年(昭和31)にデビュー。歌江の三味線、照枝・花江のギターの和洋混合の音楽漫才ショーで、民謡から当時の流行の音楽まで幅広く取り入れた。
音楽家も褒めるほど3人のハーモニーは素晴らしく、「うちら陽気なかしまし娘~」のテーマソングそのままに陽気で明るく、歌と楽器の楽しさが漫才の面白さに加わって、絶大な人気を博した。実の姉妹であるという関係性を活かしたしゃべくり芸も大きな魅力であった。後の女性トリオ音楽ショーの先駆けとなる。
1966年に、「第1回上方漫才大賞」を受賞。1981年にトリオとしての活動を停止するが、結成50周年を目前とした2005年(平成17)には「第34回上方お笑い大賞審査員特別賞」を受賞。三人はそれぞれに女優やタレントとして活躍し、今もなお活動を継続。長年に渡る演芸界への功績と貢献には顕著なものがある。