第13回殿堂入り(平成20年度)

暁伸・ミスハワイ漫才師

暁伸(アカツキ シン)大正4(1915)年~平成23(2011)年 享年96
ミスハワイ 1926(大正15)年~平成10(1998)年 享年72

暁伸さんは京山為吉に入門して京山芳秀と名乗った後、独学で洋楽を習得し、浪曲歌手・暁あきらとしてデビューした。
昭和14年には歌謡ショーの一座を率いて活躍するほどの実力を発揮した。
ミスハワイさんは、昭和11年、春野ひばりの芸名で歌手として初舞台を踏んだ。
間もなく出会った二人は、昭和19年、暁のぼる・南光枝コンビ名で漫才師に転身。
その後、漫才作家・秋田實のアドバイスを受け、暁あきら・あき子と改名。
昭和25年に暁伸、昭和26年にミスハワイとそれぞれ改名した。
浪曲を洋楽のメロディにのせた「ロマンリズム」を創案。
伸さんがギターを弾きながら歌謡浪曲を歌うと、ハワイさんがヘチマ型のギロを奏でて、リズムをとりつつ、「ア~イ~ヤ~」と甲高い声で合いの手を入れ、腰を振りながら陽気なダンスで笑いを誘った。
伸さんの「ちょっと、おもて閉めといてほしいわ」に、「なんでや?」とハワイさんが応じ、伸さんが「通ってる客、タダで聞きよる」と答えるギャグも有名。千日劇場や道頓堀角座で爆発的な人気を博した。