第7回殿堂入り(平成14年度)

橘ノ円都(タチバナノ エント)落語家

明治16年(1883)~昭和47年(1972) 享年90

明治・大正・昭和期に活躍した落語家。
明治38年、二代目桂文団治に入門、団寿を名乗って初舞台を踏んだ。
明治45年、活動拠点を大阪から出身地の神戸に移し、橘ノ円の一門に入り橘家円歌と名乗った。
大正6年、橘ノ円都と改名。昭和初期一時的に引退したが、五代目笑福亭松鶴に請われ復帰。戦後大看板が次々に亡くなっていく上方落語界において、最後までかくしゃくたる芸風で高座をつとめ、後進の指導にも尽力した。
ネタ数は多く、中でも浄瑠璃物が得意で「寝床」「軒付」「浄瑠璃息子」などを好んで演じた。